ABOUT

画家・松熊孝広の作品を販売しています。主にアクリル、パステルを使って動物画を中心に描いています。

【プロフィール】
松熊 孝広(まつくまたかひろ)
1967年生まれ
40代に関東より高知に移住。
50代に入り、Clef絵画教室の受講とともに絵を本格的に描き始める。
7年間、じっくりとスペイン仕込みの洋画家・大野洋平氏より基礎を学び2023年、兼業画家として仕事を続けながら人生の再スタート。
2023年4月、いの町のカフェギャラリークレフにて初の個展「inicio~始まり」開催
2024年3月、7年間通い続けたClef絵画教室を卒業。
2024年10月、2回目の個展「まなざしの先に」をカフェギャラリークレフにて開催。

私が写実的な絵画を聞き続けている理由は「その物の成り立ちをリアルに再現する」ことです。
写実的に描いていると、常に物事の本質を見ようとします。
ある瞬間、今まで見えていなかった影と陰、光と輝、
眼の中に構図を写し取るグリッド線が現れた瞬間も体験しています。自然のありのままというには究極のデザインだと感じます。

しかし「写真のように描く」ことが目標ではありません。
そこに「想い」や「その物の成り立ち」を封じ込めて表現できるのは写実絵画の力だと感じます。
「その物体、周りの空気感」を捉え、それを支持体(紙やカンヴァス)に写し取ります。
そこで空気感を表現するには、面で表現していくことが大切になります。
それをエンカハール(箱)に入れてお気に入りに収めて閉じ込めます。
絵に変換し、再び目にするとそれはいつまでも色褪せないものになっています。

今、私たちは激しい変化の時代に生きています。
情報過多の中、私は「物事の本質を見極める」力の必要性を感じます。
写実的な絵画はわかりやすく、観ていただいた方々にも
物事の本質を見定めるきっかけになると信じています。
そして私の絵を飾ることで、皆様の日々が少しでも和やかな気分になることを想像しながら、楽しんで絵を描き続けていきます。